株式会社T&Aフィナンシャルマネジメントの「IPO支援」サービスは、株式上場を“手段”ではなく“企業価値向上のプロセス”として位置付け、上場準備に必要な管理体制構築・内部統制・ガバナンス・資本戦略・事業計画策定など、上場審査要件を満たすための実務をトータルで支援するサービスです。
証券会社・監査法人・主幹事候補とのコミュニケーション、上場申請書類作成、社内体制の整備・運用伴走まで、実務の現場に寄り添う伴走型支援を特徴としています。
具体的なご支援内容
1.IPO準備状況の診断・ロードマップ策定
- 上場適否判断(事業性・成長性・収益性・組織体制・コンプライアンスなどの総合評価)
- 監査法人・証券会社の選定支援、IFRS/日本基準の確認
- 上場までのスケジュール策定(通常2~3年)、経営課題・体制課題の棚卸し
- IPO達成に必要な「会社のあるべき姿」と現状のギャップを明確化
- 事業計画・数値計画の妥当性、ガバナンス水準の評価
2.内部管理体制・ガバナンス構築
- 内部統制(J-SOX)構築支援:業務プロセス整理、リスク管理、文書化、評価体制構築
- 取締役会・監査等委員会・社外役員の体制設計
- 規程整備(社内規程・稟議・権限規程・コンプライアンス規程等)
- 労務管理・法務管理体制の整備
- 株主管理・株主対応方針の策定(ストックオプション、資本政策含む)
3.財務報告体制・資本政策の構築
- 財務諸表作成プロセスの整備・月次決算早期化
- 決算開示書類(決算短信、有価証券報告書、四半期報告書)作成支援
- 中期経営計画・成長戦略のストーリー整備
- 資本政策の策定(株主構成の整理、エクイティ・VC対応、SO設計)
- 主幹事証券会社との折衝・必要資料作成支援
4.上場審査対応(東証・審査当局対応)
- 上場申請書類(Ⅰの部・Ⅱの部)作成支援
- 審査質問対応サポート(想定問答集作成、回答文書レビュー)
- 証券審査・取引所審査へのロジック整理とプレゼンテーション支援
- 監査法人との調整・監査対応(過年度遡及、内部統制監査等)
5.実務運用・上場後対応(After IPO)
- 開示スケジュールの整備(開示体制・運用フロー構築)
- IR体制構築(説明資料・IRストーリー整備、個人投資家対応)
- 上場後の内部統制・ガバナンス強化
- 次フェーズの経営管理体制(KPI管理・予実管理・モニタリング)への移行支援
クライアントが受け取るベネフィット
1.上場に必要な体制・制度の早期構築
IPO準備は「体制整備×実務運用」の両輪で成立します。
T&A FMは、制度・規程整備だけでなく、実務に落とし込める形で支援するため、“形だけ整ったが運用できない”問題を避けることができます。
2.主幹事・監査法人とのコミュニケーション負担の軽減
審査資料作成・質問対応など、企業側の手間が大きい領域でサポートし、
社長・CFO・管理部門の負荷を大幅に軽減します。
3.事業計画・成長戦略の『説得力』強化
取引所審査では、
- 成長ストーリーの実現性
- 営業活動/事業モデルの再現性
- 財務計画の合理性
が問われます。
T&A FMが整理・補完することで、外部に伝わる「戦略の一貫性」を確保できます。
4.ガバナンス強化・内部統制高度化による企業価値向上
IPO前後で最も評価されるのは、内部統制・ガバナンスの健全性です。
中堅企業に不足しがちな基盤を整えることで、
- 事故・不正・管理リスクの低減
- 社内運用の標準化
- 経営の質の向上
につながり、長期的な企業価値向上が期待できます。
5.上場後も継続する“攻めの経営管理”へ移行
IPOはゴールではなくスタート。
上場後も成長を続けるための
- 経営管理
- IR
- KPI運用
をサポートし、株式市場からの信頼を維持しながら成長し続ける企業体制を実現します。
